番号 | a7 |
分野 | 既存構造物の耐震性調査法 |
タイトル | RC構造物のデジタル画像を用いたひび割れ計測(その2) |
著者 | ○武田 篤史 (株)大林組技術研究所土木耐震構造研究室 山田 守 (株)大林組技術研究所建築振動制御研究室 副主任研究員 大内 一 (株)大林組技術研究所土木耐震構造研究室 室長 橋本 周司 早稲田大学理工学部応用物理学科 教授 |
概要 |
著者らは、デジタル画像を用いてひび割れを計測するシステムをすでに開発している。本システムは、RC構造物をデジタルカメラで撮影し、特殊な画像処理を行うことによりデジタル画像の1pixelの大きさの1/5程度までの幅のひび割れを抽出し、各ひび割れの始点座標・終点座標・ひび割れ幅を出力するものである。本システムを用いることにより、従来の目視によるスケッチでは十分には行われなかった、コンピュータ等による定量的な分析・解析が行えるようになった。 本論文ではこのシステムを用いて、RC柱部材模型の正負交番繰り返し載荷試験の計測を行い、曲げ・せん断の破壊形態を考慮した損傷とひび割れの関係について定量的に考察したものである。 |
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